遂に姿を表した超低燃費マシン、プリウスc!

米メディアがプリウスcのテスト走行中の様子を初めて捉えた模様。

http://www.autoblog.com/2011/06/02/toyotas-baby-prius-c-spotted-for-the-first-time/

プリウスcは2011年1月のデトロイトモーターショーに出品された小型ハイブリッド・コンセプトカー。 Vitz のプラットフォームをベースに開発中とされ、高い環境性能と競争力の有る価格で若年層にもアピールするハイブリッドカーのエントリーモデル。 因みに車名の「c」はcityを意味しているとか。

先日発売となったプリウスαがファミリー層を意識したミニバンなのに対して、このプリウスcは都市生活者に向けたコンパクトなシティカーの位置付けのようです。

(諸元予測)
・全長×全幅×全高(㎜):3,800×1,690×1,500
・ホイールベース(㎜):2,500
・エンジン:直4DOHC(1500cc) + モーター
・10・15モード燃費:44km/L

価格は160万円~180万円と非常に戦略的になっているようです。 これなら若者だけでなく、コンパクトサイズを好む熟年層にも大いにウケそうな気配が濃厚。 実燃費に近い JC08モードでも30km/L以上は行きそうです。

発売時期は2012年初旬とか。 プリウスαが巷に出回りつつある頃に、このプリウスcが超低燃費を掲げて華々しくデビューするという構図になりそうです。

このクルマ、想像するに予約殺到間違い無しと思います。 今までプリウスを惜しくも買い逃してきた方は、情報のアンテナを高くして今度こそ、ディーラーにいち早く注文する必要が有りそうです。 そう言う自身も興味津々の一台。

(Avanti Yasunori )

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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