ニュルに現れた FT-86 はスバルバージョンだった !?

2012年の春に発売されるとの噂の トヨタとスバルが共同開発中の FT‐86ですが、今までに海外モーターショーで発表されたモデルと、最近ニュルブルクリンク郊外でスクープされた画像を見比べてみると、フロントやリア廻りの各部が異なっている事が判ります。

[youtube width=”560″ height=”325″]http://www.youtube.com/watch?v=hQmUKqD5Bp8

例えばフロントではヘッドランプ外側の外形が従来よりも丸みを帯びていたり、バンパー開口部の両側にフォグランプやターンランプが台形枠の中に設定されています。

またリアではヘッドランプと同じくリアランプ外側の外形が丸くなっており、意匠のテイストそのものが従来とはかなり異なります。 更にはライセンスプレートの取付け場所もバンパー上からラッゲージドアに移動しています。

【詳しい画像はコチラ】 http://www.ft86club.com/forums/showthread.php?t=1305

これまでに FT‐86Ⅱと 米Scion 仕様の 2種類のモデルが海外のモーターショーで公開されており、この2車間にもあちこち差異が有りますが、ニュルに現れた唐草カモフラージュの車はその両車とも更に異なっており、一体これは何者? という雰囲気。  
まさか、 トヨタ版の FT‐86 だけで 3種類も作る筈が無いですよね。

やはり,このモデル,何だか怪しいです。 もしや 「スバル版の FT‐86」 では・・・ 
と言うのもスバルは技術コンセプトモデルのアーキテクチャは別として、未だ正式なモデルを一度もお披露目しておらず、今や注目の的。

以上のように、謎が多い FT‐86 ですが,皆様の推理は如何でしょうか? 全ては今年の東京モーターショーでその全容が明らかになるようなので、もう少しの辛抱です。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/author/avanti

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は】  https://clicccar.com/2011/06/03/29029

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる