第14回上海モーターショー、正式名称「第十四届上海国際汽車工業展覧会」が4月19日に開幕しました。 19、20日はメディア関係者のみのプレスデーなのですが、朝に会場へ到着したら、すでに大変な人だかり。
なにしろ広大で人口も多い中国ですから、メディア関係者も日本よりはるかに多いのです。 また世界的な注目度も高くなっていることで、海外プレスの数も東京モーターショーの比ではありません。
本来は9時開場の予定だったのですが、8時過ぎから入場を待つ人が溢れてしまい、混乱を避けるためか8時30分過ぎには入場できるようになってしまったほどです。
人波に揉まれてようやく会場に入って後ろを振り返ると、途切れなく入ってくる人、人、人…… 勢いに乗って成長を続ける中国の自動車市場を象徴しているかのようでした。
会場はとにかく広大で、幕張メッセの4~5倍はあるんjかないかと思うほどなので、朝のうちは閑散としていましたが……
昼前には大混雑。どう見てもプレスじゃない人も多いですし、屋外ならところかまわずタバコを吸う人が多かったのは中国の寛容さ(いいかげんさ)を示すようです。
さて肝心のショーですが、世界初公開の新型車やコンセプトカーが中国メーカー/海外メーカーを問わず目白押し。明日から少しずつ紹介していこうと思います。
なぜか中国では「被り物」のマスコットキャラクターが宣伝に大活躍。特に雑誌やネットメディア、ラジオなどのマスコミ関係がよく使っているようです。そしてお互い知らないキャラクター同士の「未知との遭遇」も……
(古庄 速人)