RSヤマモトの山本さんがご逝去されました【訃報】

チューニングブームの先魁となったといえるRSヤマモトの山本社長が亡くなったとのことです。

半信半疑だったんですが、稲田大二郎さんのブログで書かれているのでそのようです。

 

私自身、親しかったとまではいえませんが、何度かお会いして、そのこだわりっぷりは凄いもんだと感じたことがあります。

一緒にY34セド/グロの試乗会へ行ったときは、目を輝かせて新型車を舐め回すように見てました。

一度、ショップへ発売したてのプリウスで伺ったとき、「なんだよ、こんなのクルマじゃねーよ。ぜんぜん興味ネエな。で、どうなの。ちょっと乗っていいか?」と新しいものへも興味津々だったのを覚えています。

一般にイメージする江戸っ子のように、口悪く言ってることとやってることがゼンゼン逆で、照れ屋で曲がったことが嫌い、というのが私の印象でした。

ホンキ系の“職人”がいなくなっていくのはとても残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

91年当時のOPTION誌より

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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