被災された方から逆に嬉しさをいただきました。被災地に物資を運ぶ! vol.2【東北関東大震災】

早朝に東京を出発し、常磐道を北上。いわき中央からは一般道を通り、小名浜漁港付近にさしかかりました。

実際に被災地に到着すると、想像を絶する光景に言葉もありません。

なんとか道路は通行できますが、道路わきには痛々しい津波被害のあとが残っています。

自衛隊の給水所です。

ようやく目的地の小学校に到着しました。

早朝に出発して午前中には物資を届けることができました。

写真は今回の物資輸送を提案した八重幡クン。

積荷の荷降ろしは、被災者の方々も手伝ってくださいました。大変なときにありがとうございます。

でも、とても喜んでくださったので、少しは役に立って良かったです。

校庭では自衛隊による炊き出しも行われていました。

校舎の中では、300人もの被災者の方々が避難生活を送っているそうです。

避難所の方がおにぎりと豚汁を持ってきてくれました。自分たちの食料やガソリンなどは持参していたので、遠慮したい旨をお伝えしましたが、

「作りすぎてあまったから食べて」と。

あまるほど食料がないことは、周囲を見ればわかります。

断り続けて押し問答してもと、いただきました。

困っている被災者のみなさんからいただいた気持ちが、とてもとても嬉しかったです。

物資の運搬は終えましたが、我々にできることはないかを現地で考えています。

また、クリッカーを使って、この状況をひとりでも多くの人にお伝えし、物資援助や募金などが増え、災害復興が前進することを願っております。

(Report:遠坂くん)

(千輪 毅)