3月16日から東京都内でも計画停電が始まり道路も混乱気味です

3月14日から関東でも始まった計画停電。私の住んでいる東京都足立区でも16日の水曜日午前9:30から始まりました。もともと停電エリアに入っていたのですが、月曜日と火曜日は回避されていたので完全に油断していました。

すぐに家の周りの信号を確認してみると点灯していたので、信号は違う回路から電気が来ているのかと思ったら、同じ通りの道路でも場所よっては信号が消えていたり、その次の信号では点灯していたりと、場所によって点灯状況が違うことに気がつきました。そのためクルマを運転している人も、急に点灯しない信号に遭遇するので、かなり混乱していました。

皆さん気がついて譲り合って運転していましたが、中には前のクルマに追従して安全確認を怠ったり、ほとんど減速しないで通過するクルマもあったので危険でした。すぐに警察に通報して警官に来てもらいましたが、警察でもどこの信号が消えるかを把握していないとのこと。

ほかの信号に回ってみると環七には信号が点灯しているのに3名の警官がいたりと対応がバラバラ。しかも、その100m先には消えている信号があり、そこには警官はいません。暇をもてあましている警官に消えている信号に回るようにお願いしましたが、「環七の信号が急に消える可能性もあるので、私たちはここで待機しなくてはならない」とのこと。警察官の言い分も理解できますが、100mの距離なら環七の信号が消えてから走っていっても数十秒の距離だし、3人もいるのだから1人ぐらいは消えている信号に回ってもらいたいものでした。

計画停電のエリアはかなり細かく分かれているようで、同じ町内でも道路を挟んだだけで停電が回避されていたりと、事前の情報では把握するのが難しいことが分かりました。そのため、私の家の周辺では一番近いコンビニは停電でしたが、さらに100m離れたコンビニは普通に営業していました。このように細かいエリアで計画停電が行われるのが23区内の特徴のようです。

23区内の計画停電は今後も行われるようです。計画停電中はクルマで走っていると急に消灯している信号に出くわす場合もあるので、みなさんも注意してください。歩行者や自転車も信号が消えている時は、クルマが停止してくれるとは限りませんので、交差点を横断する際は注意が必要です。

計画停電は約3時間続き、12時30分ごろには電気が戻りました。

(岡島裕二)