3月12日にアメリカで先行発売された「iPad2」、いち早くアメリカから仕入れてきた人がいましたので、さっそく借りていじってみました。
赤いのは純正パーツのカバーだそうです。お風呂の蓋みたいですね。素材はべロア調の不織布だと思います。
閉じるとこんな感じ。
本体とはちょうつがいでドッキングしてます。
旧モデルに比べると約1/3の厚みだそうです。確かに薄いですね。
比べてみましょう。向かって右側がiPod2です。この角度ですとラウンドしたデザインなので厚さの比較はできませんが、携帯性は向上していそうです。
こうやって比較すると一目瞭然ですね。非常に薄くなっています。
新旧2台、手に持って重さを確認してみましたが、カタログスペック的には軽くなっているとはいえ、体感的には変わりないカンジでしたね。
iPadは「重くて役に立たない」的な発言を良く聞きます。確かに軽いほうが日常の使い勝手は向上すると思うのですが、やけに安っぽい商品になっちゃうんですよね、軽くすると。
ロレックスの「デイデイト」ってシリーズご存知ですか?カタチ的には巷でよく見かける「デイトジャスト」に似ているんですが、ケースやブレスがすべて金塊からの削出しなんです。見た目はそう変わらないんですけど、手にした時の重みがまったく違います。とくにプラチナなんてズシーンとくるんですよね。見た目はプラチナもステンレスも変わりませんが、この「重み」こそが高級時計の証なんですよ。一眼レフも同じ。キャノンのヒトケタシリーズのプロスペック機なんてメチャ重いですものね。
そんなわけで、iPad2だって軽くしようと思えば、カンタンに出来ると思いますよ。アルミからポリカーボンにしちゃえばいいんですもの。でもそれじゃ質感出ないし、そんなもんに大枚はたかないですから。
質感っていうのは質量に絶対比例すると思います。
というわけでiPadは重くてもいいんです!!!
カメラもついてました!
(テングダンディ)