世界で50台しか販売されない、レクサスLFAのハイパフォーマンス仕様「ニュルブルクリンクパッケージ」がジュネーブモーターショーで初公開されました。トヨタからの正式なリリースが発表されていないので詳細は不明ですが、サスペンションが専用チューニングになっているほか、エンジンの出力アップやトランスミッションの変速時間短縮なども盛り込まれているようですね。
外観は、大型のフロントスポイラーやリヤウイングが標準仕様との大きな違いですね。
ドアトリムまでカーボン製になっているインテリアもスパルタンです。
残念ながら、LFAはすでに完売なので、このニュルブルクリンクパッケージはどれだけお金を積んでも新車では入手不可能。どうしても欲しい場合は、すでに注文している人に話をつけて横取りするしかないでしょう。
ただ、気になるのはネーミングとクルマの味付け。「IS-F」や「F-SPORT」など富士スピードウェイを頂点としているレクサスなのですから、富士スピードウェイに照準をあわせた車両を作り、「フジスピードウェイパッケージ」にしたほうが日本人としてはうれしい気がしませんか?
いずれにせよ、公道で乗るのなら普通のLFAのほうがよさそうです。快適ですから。
(工藤貴宏)