【From China】中国自動車事情は劇的に変貌中!

中国のクルマ事情はここ数年で激的に変貌しています。

広東省広州のデパートが立ち並ぶメイン通りである天河路。5年ほど前は、高級デパートと言えばジャスコ(中国語では吉之島)のはいっている天河城というショッピングモールくらいしかありませんでした。が今や、この通り沿いには正佳広場、さらにもうひとつふたつと昨年造られた広場が並んでいます。

 

このルートを東へゆくとパソコン、携帯電話、印刷機などの売られている「電脳城」へと続いており、日本でいえば銀座から秋葉原に通じるルートみたいなもの。ここのルートにある3つのバスの停留所は、昨年できあがったもので日本にはないバス停で、激変のインフラを象徴しています。

写真はジャスコ前の天河路にあるバス停。バス停というよりはバス駅のプラットホームです。

10車線の内側4車線を使って地上に設けられているバス停への出入り口。反対側の歩道路への地下通路でもあります。

天河城のジャスコも二年前に閉店と言われていました。売り上げがた減りではなく、この場を貸している広州海印集団が賃上げを要求してきてあまりにも高いということからでした。が交渉成立か、まだ残ってます。ジャスコはこの場所だけにこだわらず、広州東駅の前にさらに広大な2万5000平米ほどの新店舗を2年前にオープン。この動きが功を奏したようです。激変ではありませんが、いっきに街が変わってしまう賃上げ影響の立ち退き、その可能性もごろごろしているわけです。ジャスコは軍のお金持ちの固まっている越秀区にもまた新店舗を建設、まもなくオープンです。

余談ですが、となりのショッピングモールはもともとは中国で外人が兌換券というお金を使ってお土産などを買うフレンドシップストアーという友諠商店でした。点在するデパートの多くはこれらの友諠商店の利権を引き継いでいるところが多く、しばらく前まではデパートガールであってもお客対応が役人のようで偉そうでしたが、今や顧客サービスマナーも激変しております。

最初の写真のゆるキャラは、昨年、広佳広場に飾られていたアジア大会のマスコットたちです。

次回は、激変模様を一年前との写真比較で参ります。

(游悠齋)