テングダンディ 
今日はちょっと変わったクルマの発表会に行ってきました。まぁ、誰でも最後には乗るのでしょうが・・・”おくりぐるま”霊柩車です。
今回新発売される霊柩車「ミツオカ リムジン Type ４」はガリューⅡをベースとした「2名乗車タイプ」と「5名乗車タイプ」の2グレード。どちらもV6 DOHC 2,500ccと3,500ccのエンジンをチョイスでき、４WDもオプションにて搭載出来るそうです。
お棺を入れる霊安室はクロームメッキやステンレス素材を採用し、美しいだけでなく、お棺のスムーズな出し入れが可能なまさに「匠」の技で仕上げられています。
この霊柩車ですが、完全受注生産ですので、ユーザーの「さまざまな」要望にキメ細かく対応できるところが人気のヒミツ。「霊柩車＝黒塗り」のイメージがあるのですが、宗派によっては白や銀のオーダーもあるそうで、中には「赤」の注文もあったとか・・・！
最近は地域住民とのトラブルから、「宮型霊柩車」の乗り入れの禁止している斎場もおおいとのこと。そのため宮型から洋型への乗り換え需要がそこそこあるそうです。といっても日本の霊柩車需要は年間400台前後で推移していて、かなりのニッチマーケット。そんな中「ミツオカ自動車」の霊柩車マーケットの占有率はなんと２５％だそうで、（けっこうがんばってる！）今年販売目標は100台だそうです。実はあのオーテックも霊柩車を作っていたそうですが、今は撤退しているそうです。（余談ですが・・・）
こちらの「F」のようなマークなんだかわかりますか？洋型の霊柩車には必ず付いていますよね。
こちらは「ランドマーク」といって霊柩車を表すマーク。アメリカの霊柩車には必ず入っているそうですが、何を表しているのかは分からないそうです。（だれか教えて！）
東京都の葛西には”おくりぐるま”の専用ショールームがあるので、欲しい人はこちらへ！
東京都江戸川区南葛西4-6-5 電話03-3877-7311
ちなみに値段は・・・
「2名乗車タイプ」は車両本体価格8,074,500円
「5名乗車タイプ」は10,164,000円
となっています。
クルマの発表会にしてはモノがモノだけに地味でしたね。
（テングダンディ）
