今回も発売と同時に大ヒットが予想される超低燃費マシンのプリウスcですが、海外メディアがリアルな予想CGを掲載しています。以前にご紹介したスクープ動画をベースに忠実に再現したようで、この車への関心の高さを伺わせます。
http://www.youtube.com/watch?v=K-k6jcTjl9o&feature=player_embedded
そう言えばパックリと口を開けたようなこのフロントマスク、今年3月のジュネーブショーに登場したYaris(Vitz) HSDコンセプトによく似ていると思いませんか?
それもその筈、この2台、実はプラットフォーム共通のエントリー・ハイブリッド兄弟車。似ているのも無理は有りません。と言うのも、欧州市場ではプリウスよりもYarisの方が市場での認知度が高い為に「Yaris HSD」として、逆に日・米ではHV車のイメージがプリウスで定着していることから、VitzのHVバージョンは設定せずに「プリウスc」としてわざわざ2種類に作り分けたというのが実情のようです。
そんなプリウスcの売りは何と言っても44㎞/L(10・15モード)の超低燃費。噂ではJC08モードで40㎞/Lに達するらしく、実用燃費でも30㎞/L以上いくとか。しかも2代目プリウスのTHS-II HVシステム(1.5Lエンジン/2モーター)を200kg程度軽い、1000kgちょっとの車体に搭載するとなれば走りの方もかなり期待できそうです。
先代HVシステムの流用効果でコストセーブが可能となり、車両価格は160~180万円との予想。これは1.3Lエンジン/1モーターシステムのフィットHVにとってはかなりの脅威でしょう。
今年12月の東京モーターショーでデビュー、2012年初旬の発売が噂されるプリウス cですが、爆発的ヒットで生産が追いつくかどうかが一番の課題になりそうです。
こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/06/28/37606
(Avanti Yasunori )
【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/43060 】