プジョー207とミニの1.6LエンジンがBMW&PSAの共同開発で、基本的には同じものだということは、クルマ好きには知られているところでしょう。
とはいえ、メーカーごとに最終仕上げが異なるのでスペック的には同じというわけではありません。
とくにハイスペックな仕様ではBMWミニとPSAとの差は明らか。
BMWミニのハイパワーバージョンはジョンクーパーワークスで、その最高出力は211ps/6000rpm
一方、プジョーのハイパワーモデルはRCZで、最高出力が200PS/5800rpm
そんなわけで、プジョーはわずかにスペックで負けているわけですが、どうもジョンクーパーワークスと同等となる、ハイパワーバージョンを開発中とのこと。そして、そのエンジンを載せて、もう一度”GTi”グレードを復活させる計画があるとの情報が海外メディアで報じられています。
ベースモデルについては諸説あるようですが、一部ではRCZシリーズの2ボックスで、車名を”GTi”にするという話もあり。
それはヤリすぎでしょうと思いつつ、1990年代の名車にあげられるプジョー205GTiの流れを汲んだ、プジョーGTiなんていうニューモデルが登場するとなれば、期待が高まります。
(山本晋也)