新型ゴルフGTI「TCR」、今夏デビューへ向けニュルブルクリンクで高速テスト

■ボディをローダウン、GTIスポイラーの上に大型リアスポイラーを追加

VWゴルフ新型「Mk8」に設定されるハイパフォーマンスモデル「GTI」の強化バージョンとなる、「ゴルフGTI TCR」市販型プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

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VW ゴルフ GTI TCR 新型プロトタイプ

WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)のロードカーバージョンであるゴルフGTI TCRは、2017年に7世代目「ゴルフGTI」をベースとした限定車として登場。日本には600台が導入されています。

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VW ゴルフ GTI TCR 新型プロトタイプ

ほぼフルヌード状態で捉えた第2世代「TCR」プロトタイプは、ボディをローダウン。アグレッシブなフロントバンパー、ロープロファイルタイヤ、大型のフロントブレーキバッケージ、クロスドリルブレーキディスク、大径チタンデュアルエキゾーストパイプを装備。またベースモデルGTIスポイラーの上に取り付けられた追加の大型リアスポイラーが目を引きます。

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VW ゴルフ GTI TCR 新型プロトタイプ

パワーユニットは、2.0リットル直列4気筒TSIターボエンジンにデュアルクラッチの7速DSGを組み合わせ、駆動方式はFFとなります。最高出力は現行型の290hpから300hp以上へ向上するとみられます。

最新情報では、GTI TCRのワールドプレミアは、今夏と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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