トヨタ自動車と「なでしこリーグ」が契約。気になる三角関係がスタートか?

日本を代表する自動車メーカーである、あのトヨタ自動車が「なでしこリーグ」とのスポンサー契約を結んだそうです。


この写真は今回のスポンサー契約とはなんの関係もアリマセン

でも、気になるのは記憶に新しいアレですよ。
「ボクにも似合うディ」の、アウディとの関係。そうなんです、「なでしこ」といえばアウディじゃないのか?と。

このあたりがちょっと複雑なんですが、アウディは「日本サッカー協会」と「サッカー日本代表」のサポーティングカンパニーとして今年5月から契約しています。対してトヨタはLリーグが主催する「なでしこリーグ」と「チャレンジリーグ」のオフィシャルスポンサー契約を締結したってことなんです。

……ややこしいですね。
平たくいえば「国の代表であるなでしこジャパンをサポートするのがアウディ」で「国内リーグをサポートするのがトヨタ」ってこと。だから、選手はなでしこリーグのときはトヨタのロゴを身に付け、なでしこジャパンの一員として活動するときはアウディの人になるわけですね。スポーツ界ではよくあることのようですが、「ちょっと大変ですね」と選手にはエールを送りたいと思います。

ちなみに11月30日には、「TOYOTA Vitz Cup」が開催されるとのこと。

てっきりVitzのワンメイクレースかと思ったら、『なでしこリーグの「チャンピオンチーム」が、初来日となるFA女子スーパーリーグのチャンピオン「アーセナル・レディースFC」と対戦する特別試合』なんだそうです。

ちょっとちょっと、勘違いさせないでよ!

(工藤貴宏)

 

 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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