キャデラック版レンジエクステンダーEV、市販決定!

2009年に発表されたコンセプトカー”Cadillac Converj”が量産プロジェクトとして進行中であることがGMより発表されました。量産モデルの名前は『キャデラックELR』。ネーミングはエレクトリックテクノロジーに由来したものだといいます。

 

いかにもキャデラックらしいアピアランスの、コンパクトな2ドアクーペはコンセプトカーの段階からレンジエクステンダーEV(プラグインハイブリッド)として企画されていました。

 

量産モデルでも名前が『ELR』と決まったことからわかるように、そうしたパワートレインは継承されています。

 

コンセプトムービーでも紹介されているように”T-shaped lithium ion battery, an electric drive unit, and a four-cylinder engine-generator(T型リチウムイオン電池・電動駆動ユニット・4気筒エンジン&発電機)”によってパワートレインは構成されるということ。

 

つまりGMのレンジエクステンダーEVとして知られる”シボレー・ボルト”のプラットホーム、パワートレインを使った兄弟モデルというわけ。

 

量産モデルについての詳細は、明日ペピルビーチで開催されるコンクール・デレガンスで発表されるといいますから続報に期待!

 

 

 

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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