【アンテナ分離型】ETCを取り付けてみよう!【D.I.Y特集】

※使用車両はトヨタ・タンドラ

 

近い将来での高速道路無料化の可能性も限りなく低くなり、正直言って付けていけていないと損になってしまうののがETCです。最近では取り付けの義務化の噂も。意外と簡単に取り付けられるので、DIYして浮いた工賃でドライブに行くのもイイかも。

(時間&難易度)

所要時間:2~3時間 難易度:★★☆☆☆

(装着するアイテム)

ETC

知っての通り高速料金を自動でクレジット決済してくれる便利アイテム。時間帯などで料金が割り引かれたりするので、一般的に取り付けている方がお得なアイテム。
※ETCカードはクレジットカード会社に発行してもらう必要があります。また、機器の申請も必要なのでお買い求め先に確認してください。

(用意する工具)

ヒューズ電源/ギボシ端子/電工ペンチ/内張りハガシ/ドライバー/ラチェット/ペンチ/検電テスター/ビニールテープ/結束バンド

ヒューズ電源

元のヒューズと差し替えるだけで安全かつ確実に電源を確保できる便利な逸品。交換するヒューズと同じアンペアのヒューズ電源が必要です。

 

本体は足元付近に、アンテナはフロントガラス上部に設置するため、配線を通すAピラーの内張りパネルを取り外します。必要に応じたツールを使いながら外します。

ETCの配線はフロントガラスとルーフの隙間からAピラー内部を経由してダッシュボードへ引き回すのがベストです。そうすれば配線をキレイにに収めることができます。

アンテナを両面テープで貼付ける場所は、あらかじめ脱脂しておきます。ミラー裏が目立たないのでオススメです。

ETCに同封されているスポンジを横2~3cm縦5cm角程度の大きさにカットします。

カットしたスポンジをさらに適当なサイズにカットし、アンテナ配線に等間隔(15cm程度)で巻き付けます。スポンジが無い場合は、ビニールテープを使い2~3周巻き付けることで代替えできます。(配線の固定のため)

先ほど脱脂した場所に受信アンテナを両面テープで貼付けます。

アンテナの配線をフロントガラスと天井隙間押し込みます。先ほど巻き付けたスポンジ(ビニールテープ)がストッパーになります。

パネルを外したAピラー内部に結束バンドで固定しながら配線を下方へ這わせていきます。

タンドラの場合Aピラーの付け根まで配線を引き回すと、ダッシュボードに大きな開口部があるので、ココを通してアンダーパネル脇から配線を引き出しました。

※全ての車種がこのダッシュボードに開口部がある訳ではありません。無い場合はダッシュボードとアンダーパネル横のパネル(ガーニッシュ)を外し、その内部を通します。

これでアンテナ配線引き回しはOKです。外したパネルなどを元に戻してしまいます。

まずヒューズボックス探し出します。車種によって場所は様々ですがですが、一般的に運転席付近のパネル内部にあることが多いですね。探し出せたら、常時電源とACC(アクセサリー)電源をを検電テスターで探します。

 

⑫常時&イグニッションONで通電する(ACC)ヒューズを見つけ出したら張り外します。そして用意しておいたヒューズ電源に交換します。

ETC本体の電源用配線の先端にヒューズ電源と接続させるためのギボシ端子を取り付けます。

先ほど取り付けた本体配線側のギボシ端子とヒューズ電源の端子を接続。常時&ACCの2系統分です。

ETC本体から伸びる黒い単線、マイナスアースの配線を車体の金属部分に接触させ固定します。端子が写真のようにクワガタ端子の場合はボルトなどに噛ませてしまうのがベストです。

各配線の余った分は結束バンドなどの使ってキレイに束ねてしまいます。

アンテナ、電源配線をETC本体に差し込んで接続させます。

これらの配線も結束バンドでまとめてしまいましょう。仕上がりがよりスッキリします。

 

19 今回取り付ける部分はアンダーパネル部分。もちろん貼付け部分はあらかじめ脱脂してキレイにします。

20)

最後にETC本体に付いている両面テープの台紙を剥がして貼付ければOKです。

(完成)

簡単にETCの取り付け完了です。あとはETCカードを本体に差し込むだけでスムーズに料金所をパスすることができます。

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photo:まるよ本舗/text:J-LUG [http://www.j-lug.com]

取材協力:Deflexs [http://www.deflexs.com]