●100台限定。走りも磨き上げられた「メガーヌ ルノー・スポール カップ」
ついに、2019年3月22日、MTファン待望の「メガーヌ ルノー・スポール カップ」が発売されます。
「東京オートサロン2019」のルノーブースにメガーヌR.S.のMTモデルが展示されていましたので、MTモデルの導入を待っていた方も多かったのではないでしょうか。
見どころは、6MTの採用だけでなく、その車名から分かるように、メガーヌ ルノー・スポールのダンパー、スプリング、アンチロールバーのレートを高めてロールを抑えた「シャシーカップ」仕様になっています。
このシャシーに、走行安定性と高い操舵性を両立するトルセンLSD、冷却性能の向上と軽量化が果たされたアルミ製ハブ、鋳鉄製ベンチレーテッドディスクのバイマテリアルフロントブレーキによりサーキット走行も含めた走りを磨き上げています。
シャシーカップは、メガーヌ ルノー・スポールに対し、スプリングレートがフロント23%・リヤ35%、ダンパーレートは25%高められているほか、フロントアンチロールバーの剛性も7%引き上げられたシャシーにより、ロールを抑え、正確なハンドリングを実現したそう。
トルセンLSD は、サイドギヤを分割し、結合部にワンウェイ構造のヘルカルスプラインが採用されています。左右輪のトルク配分比を高め、トラクション性や走行時のフィーリングを向上させるといった機能に加え、アクセルオンの時は差動制御が大きく機能し、トルク配分比を大きく向上。一方で、アクセルオフの時には差動制御の効きを抑え、最適なトルク配分とドライバビリティの向上を得たとしています。
バイマテリアルフロントブレーキは、フロントブレーキに鋳鉄製ベンチレーテッドディスクにアルミ製ハブが組み合わされたブレーキシステム。メガーヌ ルノー・スポールによりも1つあたり1.8 kgの軽量化を果たし、冷却性能も向上しているそう。
ボディカラーは、「ブラン ナクレメタリック」「グリ チタニアムメタリック」「ノワールエトワール メタリック」の3色で、100台限定。注目の価格は450万円です。
(塚田勝弘)