【東京オートサロン2019】2020年WRC日本開催へ向け一歩一歩、活動を続ける招致委員会

●今秋にはイベント開催予定、一層盛り上げる

2018年に発足したWRC日本ラウンド承知準備委員会。惜しくも2019年の日本開催は見送られたものの、「2020年開催」を新たに目標として、粘り強くプロジェクトを継続しています。

幕張メッセのコンベンションホールでは「この道が日本に通じる。」と題して、特設ステージ「WRC PARK」で盛り上げています。スタートゲートを模したディスプレイや歴代WRCマシンが展示されるなか、1月11日にこれまでの活動を振り返りながら、未来へ向けたトークショーが行われました。

 

招致プロジェクトの代表を務めるサンズ・高橋浩司さんによれば、2018年に行われた新城ラリーでのキャンディデイト(=候補の意味)イベントでは、FIAのオブザーバーやWRCプロモーター、マニュファクチュアラー(ヒュンダイ)関係者から評判も上々、課題も残しつつも2020年へ向け活動を続けていくとのこと。

2020年の開催スケジュールの発表はこの10月といわれています。秋には何か新たなイベントを開催し弾みをつけていく構えのようです。

あわせて、2018年から活動中の「招致応援団」のメンバーも招致活動をバックアップします。フィギュアスケーターの小塚崇彦さん、元SKEの「梅ちゃん」こと梅本まどかさん、J SPORTSのWRCレポートでおなじみ栗田佳織さんによるトークショーが行われました。会期中は、この3名に加え安東弘樹アナウンサーを加えた4名で、WRC日本開催を後方支援していくようです。

(畑澤清志)

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