「グリルが無い」MINI。初のEV市販型プロトタイプを輸送中にキャッチ

MINIは2017年のフランクフルトモーターショーにてEV『エレクトリック コンセプト』を公開しましたが、その市販型プロトタイプを輸送中に激写しました。

2008年には、実験車両的な電気自動車『MINI E』が発表しましたが、高性能な本格EVは同ブランド初となり注目を集めています。

駆動方式はFRで、パワートレインはBMW「i3」のEVテクノロジーが流用されます。最高出力170ps、最大トルクは250Nmを発揮、0-100km/hm加速は7.3秒のパフォーマンス発揮します。一度の充電による航続は400kmを目指し開発が進んでおり、急速充電では、約40分で最大80%の充電を可能にするとレポートされています。

捉えた3ドアハッチバックのテストミュールには、ボディ側面に「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られ、六角ラジエーターグリルは閉じられている「グリルレス」です。EVは僅かなエアーで冷却可能なためだ。そしてエキゾーストパイプレスのリアエンドも見て取れます。

2019年の発売を見添え、2018年秋のワールドプレミアが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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