熊本で震度7の地震に自動車メーカーが即対応した通行実績情報マップ

2016年4月14日夜、熊本県で震度7を記録する大きな地震が起きました。

こうした大きな地震に対して、救助や支援のためにクルマで移動するケースも増えるでしょうが、その際に重要なのは、目的地までの道に地震によるトラブルがないかどうか。つまり通行できるかどうかを確認してから出かける必要があります。

そこで、トヨタとホンダは、それぞれのテレマティクスサービスから抽出できるデータを利用した通行実績情報を提供しています。

トヨタが展開するテレマティクスサービス「G-BOOK」のデータを反映させた情報は独自ページとなる「通れた道マップ」において公開。ホンダ「インターナビ」のデータは、Yahoo!とGoogleに提供することで、それぞれのマップサービスにおいて道路通行実績情報を確認することができます。

honda_yahoo_map

こうした自動車メーカーによる情報公開は、救助や支援のサポートになることが期待されます。

【関連リンク】

トヨタ「通れた道マップ」
http://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/

Yahoo地図道路通行実績情報
http://map.yahoo.co.jp/maps?layer=in&v=3&lat

Google災害情報マップ
http://www.google.org/crisismap/japan

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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