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「高級車=カッコ悪い」は、いつ日本に生まれた?

2014/06/26 10:00 by   コンセプト・プロトタイプ, テクノロジー, デザイン, ニュース・新車, 新型車・フルモデルチェンジ, 新車

現在、日本人にとって“成功の証”と呼ばれる高級車がダサい…という話を聞く。80年後半から90年代はじめ、高級車は今のハイブリッドモデルのように爆発的にヒットした。もちろんバブル景気の影響もあったが、高級車=ステイタスシンボルというイメージだったのだろう。一般の人が年収の何倍もするモデルを「ローン」で購入。自分の生活を切り詰めた“クルマ優先”の生活をしていた人もたくさんいた。

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ただ、日本人はバブル崩壊、長引くデフレ、リーマンショックや東日本大震災など経験し、考え方も大きく変わった。「ガツガツ上を目指すのではなく身分相応」、「身の丈にあったものを選ぶ」、「みんなと一緒でいい」と言った感じ…つまり“物より思い出”である。高級ブランドよりもユニクロやフォーエバー21、無印良品がもてはやされ、高級レストランや寿司店ではなく、回転すしやラーメン屋などが人気なのは、そういう背景もあるのかもしれない。

Kokyusha_3しかし、最近では景気が上向いていることもあり、「プチプレミアム(=ちょっと贅沢)」という考え方が認知されている。「プレミアムモルツ」を始めとする高級ビール市場は絶好調で、「俺のフレンチ/イタリアン」など高級料理を気軽に楽しめる店がにぎわいをみせている。そう、いい物にはある程度の対価を支払っても構わない…という考え方に変わってきているのだ。

これをクルマに置き換えるとどうだろうか? プリウスを筆頭とした日本のモデルの多くは「燃費がいい」ことを強調してきた。しかし、現在は「燃費はいいのは当たり前、そこから先が」という流れになってきている。そこから先こそクルマとしての魅力である。そして、その先を走り続けているのが、日本のプレミアムブランド“レクサス”だ。

Kokyusha_1全てのモデルにプリウス由来のハイブリッドテクノロジーを搭載。仕立てのいい高級車でありながら燃費や環境に抜かりはない上に、品質や耐久性といった面はトヨタ以上のクオリティ。更に走りの面ではトヨタ車との差別化がシッカリ行なわれており、走りのためのアイテムや機構も数多く盛り込まれている。もちろん、数値やデータだけではなく、ドイツ・ニュルブルクリンクを始めとした世界の道で鍛えられたフットワークは、欧州プレミアムカーすらを凌駕しつつある。

Kokyusha_5さらにCT200hからスタートしたスピンドルグリル採用の“個性的”なエクステリアデザインは賛否両論あるが、それを含めて“話題”に上がる事も大事である。プレミアムブランドは10人中2人でも熱烈に好きな人がいるほうがいい。それ以前のレクサスの当たりさわりのないデザインは、いい意味でも悪い意味でも普通で、「トヨタ車と何が違うの?」とプレミアムブランドとしても注目されていなかったと思っている。

個性的に変貌しながらも、ナビゲーションやインフィテイメント、G-LINKなどのマルチメディア機能の充実やアフターサービスなど、購入後のフォローはトヨタ/レクサスの最も得意な部分でもあるが、それは以前と全く変わらない。クルマのハード/ソフトを含めたトータル性能でレクサスを積極的に選ぶのもアリではないだろうか?

日本人は舶来物が大好きである。時計の世界で言えばセイコーよりもロレックスを選ぶ人が多いのもその理由のひとつだ。人間の価値観はそれぞれなので否定はしないが、“食わず嫌い”はよくない。まずは実際に体感してみてはどうだろうか? レクサスの良さが発見できるはずだ。 

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(大地 颯人) 




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