スバル・レヴォーグの1.6直噴ターボは2.5リッターNAのダウンサイジング

東京モーターショー2013にてワールドプレミアを果たしたスバル「レヴォーグ」は2014年春に発売予定という市販モデルのプロトタイプ。次期型ではさらなる大型化が予想されるレガシィに変わって、国内のレガシィ・ツーリングワゴン ユーザー向けに生み出されたといえるニューモデルです。

全長4690mm 全幅1780mm 全高1490mm というボディサイズは、レガシィからの乗り換えを意識したものとなっています。そして、このレヴォーグでは、新しいボクサー(水平対向)エンジンが登場することも発表されています。 

2014Levorg010

それが、1.6リッター直噴ターボエンジンです。

最高出力:125kW/4800-5600rpm
最大トルク:250Nm/1800-4800rpm

レギュラーガソリン仕様で、燃費は17.4km/Lと経済性も考慮された、ダウンサイジング指向のターボエンジンといえます。

FB16DIT_TMS2013

では、この1.6リッター直噴ターボエンジンは、どのくらいのエンジンからのダウンサイジングを狙っているのでしょうか。

そのヒントは、最大トルク値にあります。

スバルの現行モデルが搭載するエンジンで、250Nmというトルクに近いのは、2.5リッターNAエンジン(FB25型)。そのスペックは次のようになっています。

最高出力:127kW/5600rpm
最大トルク:235Nm/4100rpm

Image converted using ifftoany

この2.5リッターエンジンを搭載したレガシィ・ツーリングワゴンのJC08モード燃費は14.4km/L。最大トルクを増し、燃費性能に優れるという、まさしくダウンサイジング過給エンジンの教科書のような性能を実現するのが、レヴォーグに搭載される1.6リッター直噴ターボエンジンなのです。

なお、2.5リッターエンジンを積み、アイサイトを装備するレガシィ・ツーリングワゴンの価格帯は2,625,000円~2,992,500円となっています。同じマーケットを狙うレヴォーグ1.6リッターですから、同程度の価格になると予測されているわけです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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