ドラマ『半沢直樹』で好演し注目を集めた堺雅人さんが、新たに出演するのがフジテレビでスタートした『リーガルハイ』。堺さんが『リーガルハイ』で演じるのは偏屈、毒舌、皮肉屋、気分屋、浪費家、人格破綻者だが、訴訟の勝率100%の敏腕弁護士、古美門研介(こみかど・けんすけ)です。
我々がイメージする弁護士とは、一風、というか相当違うキャラクターですが、その古美門研介に似合うクルマを考えてみました。
■ルノー・トゥインゴ ルノー・スポール
日本ではマイナーなルノー、しかも実用性が低いため国産車ではほぼ消滅した3ドアハッチバックのトゥインゴ ルノー・スポールを選ぶのは「偏屈」と思われてもしかたがありません。しかし、その走りはマニアの間では定評があり、気分屋の古美門研介が気に入ることは間違いなし。
かなり似合う一台ではないでしょうか。
■三菱ディグニティ
日産シーマのOEMとして三菱に供給される最高級モデル・ディグニティ。840万円するクルマなのにシーマではなく、あえてディグニティを選ぶのは普通の人ではできません。しかし浪費家で偏屈な古美門研介なら、その選択をするかもと選んだ一台です。クルマのキャラクターも弁護士にピッタリですしね!
■プジョーRCZ
とにかく見た目が目立つこと間違いなしのRCZ。訴訟を勝利に導いてきた駆け引きと策略の天才である古美門研介は勝利こそ全てが心情だといいますが「見た目こそ全て」と思っているかもしれません。個性的なスタイルは、一般的な弁護士とはあきらかに違う彼にかなりマッチするクルマといえます。
■トヨタ・FJクルーザー
いまや「トヨタ=ハイブリッド」ともイメージされていますが、そのなかにあって異端な存在がFJクルーザー。エコや燃費が注目されるいまの日本では「反社会的」ともいえる4リッターエンジンを搭載していることや1900mmを超える全幅はマニア受けするものの普通の人にとってハードルが高いもの。それらを気にせず乗りこなすことができそうな古美門研介に、ぜひオススメしたいクルマです。
■シトロエンC5
クルマ選びにおいて「人とは違う」ことをテーマに考えた場合、シトロエンの各プロダクトは候補に入ってくるのではないでしょうか。そんなシトロエンのなかで「普通」ぽいからこそ日本ではセレクトされなさそうなC5は古美門研介に合うと個人的に思います。クルマ自体の雰囲気は流麗で弁護士にはうってつけ。輸入車なのに、威張りがきかないクルマをあえて選ぶところが古美門研介ぽく思えます。
(テヅカ・ツヨシ)