シビックが米国でマイナーチェンジしたらバカ売れ ! 初CM登場 !

新型アコードが米消費者情報誌 中型セダン部門で最高評価 !」でお伝えしたとおり、米国に於ける日本ブランド車の販売回復が著しい状況の中、ホンダのアコードとシビックが2012年度(1-11月)の北米に於ける累計販売台数で2位、3位(ピックアップ除く)を独占中。

シビックは昨年、米国消費者団体が発行するコンシュマー・リポートで「機敏さに欠ける」、「内装の質が従来モデルよりも低下した」と酷評された事を受けて、発売後僅か1年で内外装を刷新、サスペンションも変更する等、フルモデルチェンジ並みの大規模な改良を決行。 

そんなシビックのCMが米国で話題になっているようです。

このCMではジェットエンジン付きのパラセールや、スターウォーズの映画に出てきそうな地上を滑空する「ホバーバイク」、水中翼船のように海面から浮き上がるサーフボードや不思議な動きをするブラインド・シャッターなどが登場。

ナレーションの「Things can always be better」(物事は常に改善することが出来ます)というメッセージを表現したストーリーになっており、今回のシビックが「より賢く・より早く・よりシンプルに・より使い易く」なった事を連想させます。 

Honda Civic 2013

日本でミニバン人気が過熱して、セダンが全く売れなくなった時期にさっと国内から姿を消した同車ですが、米国では今や日本と間逆の大人気車種に。

Honda Civic 2013

品質に磨きをかけた日本車が米国で大いにウケる反面、日本で買えないというのも今となっては何だか釈然としませんが、国内でセダンが復権すればまたシビックも「帰国子女」となって帰って来るのかもしれません。

ちなみに同車の米国に於けるベース価格は約156万円とかなり戦略的な価格設定になっています。

■CIVICコンシュマー・リポート

 

■アメリカン・ホンダ  新型CIVIC 公式HP

http://automobiles.honda.com/civic-sedan/

 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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