人気輸入車MINIシリーズの「クーパーS クラブマン」試乗記 !

MINIシリーズと言えばVW Poloと並んで約1000台/月ペースで売れ続けている人気輸入車。
その中でも2007年に追加されたクラブマン(Clubman)は実用性が高いハッチバックモデル。

オリジナルのMINI比で全長が+235㎜、ホイールベースが+80㎜ほど長く、後席膝元スペースも配慮されているのがクラブマンの特徴で、運転席側には観音開きの小型のリヤドアを備えています。

乗降性の観点からはリヤドアは助手席側後方に欲しいところですが、今やMINIは英国生産車と言えどもBMWによる開発車だけに右側通行での利便性に合わせているようです。
願わくば国別にボディパネルも作り分けて欲しいところですが・・・。

構造上で面白いのがバックドア。左右分割式の観音開きとなっているのですが、これが防水シール上、開ける際は右ドアから、逆に閉める際は左ドアからの順となっています。

テールランプ廻りのパネル裏にはドアヒンジが有り、エンジンフード同様、ランプをボディ側に残したままガバッと開く構造。これはリヤゲートの開口幅を目一杯かせぐ為の工夫かと。

上級モデルのクーパーS クラブマンには184psを発生する高出力エンジンが搭載されており、ライバル車に相当するPolo 「GTI」と車両サイズも含めて近似したスペックとなっています。

小排気量の4気筒エンジンに過給器を装備して最高出力も「180ps」クラスでよい勝負。
パワー・ウエイトレシオも6.8(MT)と近く、クーパーSのスポーティさを予感させてくれます。

という訳で早速試乗 することに。 その様子を動画でご紹介 !

[youtube width=”560″ height=”335″]http://www.youtube.com/watch?v=4WoYYqEhNNo

予想通りのパワフルさで、映像でも判るとおり、エンジンサウンドも元気一杯でした。
試乗車はAT仕様でしたが、外観の可愛いイメージに反してその加速性能の強烈なこと。
アクセルレスポンスが非常に良く、フロントノーズが加速の度にグイッとリフトアップするほど。

海外の情報では0-100km/h加速が7.0secを切る俊足ぶりのようで、正にPolo GTIに肉迫。
ストレッチされたホイールベースのお陰で、走行時のピッチングも殆ど気になりません。

インテリアではホイールベースの延長分がそのまま後席膝元スペース拡大に効いており、乗り込んでしまえば大柄な筆者でも特に窮屈さを感じる事は有りませんでした。

豪快な加速、迫力のエンジンサウンド、引き締まったサス、品質感漂うインテリアなど、クルマ好きにとってもかなり魅力的な一台と言えそうです。

■MINI クーパーS クラブマン 諸元
全長×全幅×全高:3980×1685×1445mm
ホイールベース:2545mm
トランスミッション:6AT
エンジン:1.6L 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
最高出力: 184 ps/5,500 rpm
最大トルク: 24.5kg・m/1600~5000rpm
車両重量:1280kg(MT:1260kg)
PWレシオ:6.9(MT:6.8
サスペンション形式(前)マクファーソン・ストラット
サスペンション形式(後)マルチリンク
定員:4名 車両価格341万円(MT:328万円)
燃料消費率:15.6km/L(10モード)、13.2km/L(JC08モード)

■MINI Japan
http://www.mini.jp/
■MINI Cooper S Clubman
http://www.mini.jp/mini_clubman/cooper_s/index.html

Avanti Yasunori

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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