高橋 学 
既に多くの方が書き込んでいるホンダ青山ウエルカムプラザにて2日間だけ展示されたNSXコンセプト、私も見てきました。
場所柄、通りすがりにフラっと立ち寄るような場所でもないのに親子連れとかカップルとか想像以上に人が多くてビックリです。3年も先の話、しかも誰もが買えるような車じゃないと思うのですが、やはりイメージリーター的なモデルの存在意義は健在なり！ってとこでしょうか。
これまで所謂NSX後継と目されたこれまでのホンダのスポーツカーは常に、一発屋的存在で終わってしまい陽の目を見る事はありませんでした。2003年東京モーターショーでのHSCしかり、2007年デトロイトでのV10エンジンのFRスポーツしかり。勿論どちらも正式にはNSXの後継車とは発表されている訳ではなかったのに対し今回のモデルはズバリ「NSXコンセプト」ですから、その期待は膨らみますが、その一方で個人的には不安も少々。
そのコンセプトに大きな違いがありつつも、同じように時間をかけ、モーターショー毎に進化過程を発表しつつ、多くの車好きに話題を提供しながら世に出てきた日産GT-Rや、
レクサスLFA。
さてさて、ホンダはこのNSXにどんな夢と話題を乗せて我々にその進化の過程を見せてくれるのでしょう？これからデビューまでの3年間、巷にはびこる「ホンダらしさ」という曖昧かつ漠然としたイメージの答えの一つをこの車で表してくれそうでワクワクします。
（高橋 学）
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