■「ADVAN Sport V105」よりもドライビングパフォーマンスを向上
2020年7月29日、横浜ゴムは、2020年3月からヨーロッパで販売された新型「メルセデスAMG GLE 63 4MATIC+」「メルセデスAMG GLE 63 4MATIC+ クーペ」の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN Sport V107(アドバン・スポーツ・ブイイチマルナナ)」の納入を開始したと明らかにしました。
装着サイズは、両モデル共に285/40ZR22 110Y (フロント用)、325/35ZR22 114Y(リヤ用)、または275/50ZR20 113Y(前後共通サイズ)となっています。
さらに、2019年11月より欧州で販売された新型「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ」にも「ADVAN Sport V107」がOEタイヤとして採用されたと発表されています。こちらも装着サイズは285/40ZR22 110Y(フロント用)および325/35ZR22 114Y(リヤ用)、または275/50ZR20 113Y(フロント・リヤ共通)。
上記3モデルに新車装着されたタイヤはメルセデスAMGと共同開発されたもので、タイヤサイドには同社の承認を示す「MO1」マークが刻印されています。
OEタイヤとして納入が開始された「ADVAN Sport V107」は、横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ。現在、上記モデルに納入中でハイパフォーマンスタイヤである「ADVAN Sport V105」よりも、優れた快適性や安全性を維持したままプレミアムカーに必要なドライビングパフォーマンス性能をさらに引き上げたとしています。
最近のSUVは、フォルムこそSUVですが、スポーツカー顔負けのハイパフォーマンスを発揮するモデルが多く登場していて、「ADVAN Sport V107」は、横浜ゴムが掲げる「プレミアムタイヤ市場における存在感の更なる向上」を具現化するタイヤといえそうです。
(塚田勝弘)