■2.0リットル直列4気筒+電気モーターのPHVは最高出力400馬力以上か?
マセラティは、7月15日に発表予定の改良型にブランド史上初となるハイブリッドモデルを設定しますが、その市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
ギブリは初代は1966年に2ドア・ファストバックとして誕生、1973年に生産終了となりましたが、1992年に「ギブリII」として復活し、1997年まで販売されました。その後2013年に16年振りにEセグメント・4ドアサルーンとして復活、2017年にフェイスリフトを受けており、これが2度目の大幅改良となります。
捉えたプロトタイプはカモフラージュも軽く、フロント&リアバンパーをはじめ、グリル、ヘッドライトがわずかに修正されている様子が伺えます。注目は初めて光を放つテールライトです。現行型はアウトラインを縁取るデザインですが、改良型では横一文字にLEDが光っています。
キャビン内は布で完全に覆われており、大幅なデザイン変更が予想されます。おそらく、より大型のインフォテイメントディスプレイ、デジタルインストルメントクラスタを搭載、ソフトウェアのアップデートも濃厚といえそうです。
パワートレインは、最高出力350psを発揮する3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンのほか、「2.0 330HP」と貼られたステッカーから、最高出力330ps発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーの搭載が予想されます。そして注目は最高出力400ps以上と思われる、2.0リットル直列4気筒+電気モーターのPHVです。
(APOLLO)