■それぞれテールライトを差別化、M4はM3より2インチワイドに
BMWは、主力セダン「3シリーズ」およびクーペ「4シリーズ」に設定される最強モデル、新型「M3」「M4」の最新ティザーイメージを初公開しました。
暗闇に浮かぶ2台のうち、リアエンドを見せているのが「G80 M3」、フロントエンドを見せているのが「G83 M4」です。
市販型のフロントエンドには、どちらも同じハーフカップ型デュアルLEDデイタイムランニングライトを装備するとみられますが、テールライトはM3のシャープなL字型に対し、M4は波打つデザインが予想されます。
両車とも室内には、12.3インチデジタルインストルメントクラスタ、その横に8.8インチのインフォテイメントディスプレイを配置、2つのディスプレイの上部ダッシュボード形状は、一直線に伸びてスポーティさが演出されるはずです。
M3のパワートレインは、最高出力454psを発揮するエントリーモデルや480psを発揮するミドルグレードを設定するほか、最高出力510psを超える3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する「コンペティション」が予想されており、エントリーモデル以外は、8速ATと組み合わされる「M xDrive」四輪駆動が搭載されると思われます。
M4では、上記のミドルグレードとコンペティションは確定していますが、エントリーモデルの設定は不明です。足回りではフロント19インチ、リア20インチのホイールを装着、M3より2インチ車幅がワイドになり、M専用サスペンションを搭載するといいます。
9月の同時発表へ向け、新たなティザーイメージにも期待したいところです。
(APOLLO)