■本格派SUVの走りと実用性を兼ね備えた『オールトラック』の設定も
VWは、昨年主力モデル「ゴルフ」新型(Mk8)を発表しましたが、その派生ワゴンとなる「ゴルフ ヴァリアント」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチしたプロトタイプは、リアクォーターウィンドウ周りを黒いテープ、テールライトを白いテープでカモフラージュしていますが、ハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトやバンパーのワイドなエアインテークなど、ゴルフ新型と同じフロントエンドが見てとれます。
大きな違いはBピラー以降です。長く平らなルーフは現行型に近いですが、Dピラーが極端に寝かされ、張り出しが強くなっているため、かなりスポーティなクーペシルエットとなっています。
室内ではダッシュボード、インテリア、テクノロジーパッケージはハッチと共有されるはずです。これには、静電容量式タッチスクリーンインフォテインメントシステムを備えたシンプルなダッシュボードや、アンビエントライト、コンパクトなギアシフター、そしてデジタルクラスタが含まれます。
パワートレインは、1.0リットル、1.5リットル、2.0リットルのガソリンユニット、2.0リットルのディーゼルをラインアップ。頂点の「ゴルフヴァリアントR」では、最高出力330hpを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジンの搭載が予想されています。
新型ゴルフヴァリアントのワールドプレミアは10月が有力で、本格派SUVの走りと実用性を兼ね備えた「オールトラック」の設定も確実視されています。
(APOLLO)