■新型ゴルフにも設定が確定。Dピラーとリアウィンドウが傾斜
VWは現在、主力ハッチ「ゴルフ」のハイパフォーマンスモデルなどを開発していますが、ワゴンタイプの「ヴァリアント」プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ヴァリアントに関してはゴルフ8に設定されないと一部で噂されていましたが、それが事実でないことが確定、一安心と言えそうです。
捉えたプロトタイプにはDピラーとテールライトに軽い偽装がみられる程度で、ほぼフルヌードの姿からはゴルフ8と同一のフロントエンド、リアが確認できます。
サイドビューでは、Bピラーまでゴルフと同じですが、そこからなめらかに伸びるロングルーフが見てとれます。注目はDピラーとリアウィンドウで、現行ヴァリアントより傾斜が強く、クーペルーフに再設計され、よりスポーティさが強調されています。
キャビン内もゴルフ8同様に、3スポークステアリングホイール、デジタルクラスタ、大型インフォテイメントディスプレイ、アンビエントライト、コンパクトなギアシフターなどを装備、唯一の違いはブートキャパシティが大幅に増加することが予想されます。
パワートレインは、1.0リットル、1.5リットル、2.0リットルのガソリンユニット、2.0リットルのディーゼルをラインアップ、頂点の「ヴァリアントR」では、最高出力330hpを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載すると思われます。
新型ヴァリアントのワールドプレミアは今秋とみられ、本格派SUVの走りと実用性を兼ね備えた「オールトラック」の設定も濃厚と言えそうです。
(APOLLO)