■アウディ版ポルシェ「タイカン」は最高出力590hp、0-100km/h加速3.5秒
アウディ版ポルシェ・タイカンとも称される初のEV4ドアクーペ、「e-tron GT」の市販型プロトタイプを捉えました。
カメラマンによると、エンジン音はないまま力強くアイスバーンを駆け上がり、初めてシーケンシャルウインカー(流れるウィンカー)が前後ともに点滅する様子が見てとれたようです。
市販型EVパワートレインは、前後にモーターを搭載し最高出力590hpを発揮。電子制御の4WDシステムと組み合わされます。
0-100km/h加速は3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度は240km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮します。
アーキテクチャには、ポルシェ初の量産EVスポーツ「タイカン」と同じ「J1」プラットフォーム、バッテリー容量を採用する可能性があるほか、タイカン同様に左右フロントフェンダーに充電ポートを装備。これらの共通装備がアウディ版「タイカン」と言われる所以でしょう。
パフォーマンスでは、90kWリチウムイオンバッテリーを搭載した場合、WLTPサイクルで248.5マイル(400km)の航続となり、800ボルトの急速充電では約20分で80%レベルまで充電が完了します。
コロナウィルスの影響でワールドプレミアは流動的ですが、最速で年内にオンラインデビューとなる可能性もあると思われます。
(APOLLO)