「アウディ版タイカン」のEV4ドアクーペ・e-tron GTは年内にオンライデビュー?

■アウディ版ポルシェ「タイカン」は最高出力590hp、0-100km/h加速3.5秒

アウディ版ポルシェ・タイカンとも称される初のEV4ドアクーペ、「e-tron GT」の市販型プロトタイプを捉えました。

アウディ e-tron GT_001
アウディ e-tron GT 開発車両

カメラマンによると、エンジン音はないまま力強くアイスバーンを駆け上がり、初めてシーケンシャルウインカー(流れるウィンカー)が前後ともに点滅する様子が見てとれたようです。

アウディ e-tron GT_004
アウディ e-tron GT 開発車両

市販型EVパワートレインは、前後にモーターを搭載し最高出力590hpを発揮。電子制御の4WDシステムと組み合わされます。

0-100km/h加速は3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度は240km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮します。

アーキテクチャには、ポルシェ初の量産EVスポーツ「タイカン」と同じ「J1」プラットフォーム、バッテリー容量を採用する可能性があるほか、タイカン同様に左右フロントフェンダーに充電ポートを装備。これらの共通装備がアウディ版「タイカン」と言われる所以でしょう。

パフォーマンスでは、90kWリチウムイオンバッテリーを搭載した場合、WLTPサイクルで248.5マイル(400km)の航続となり、800ボルトの急速充電では約20分で80%レベルまで充電が完了します。

コロナウィルスの影響でワールドプレミアは流動的ですが、最速で年内にオンラインデビューとなる可能性もあると思われます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる