●タイヤサイドを2重にした「ターンアップカーカス構造」で高剛性化
以前お伝えしたように、2020年4月16日にマイナーチェンジを受けた三菱ミラージュ。
同社のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」顔になり、一気に存在感を高めています。また、1.2L直列3気筒エンジンを搭載し、WLTCモードは20.0km/Lという燃費性能も自慢のひとつ。
さらに、LEDデイタイムランニングランプ(DRL)を備えるほか、インテリアの質感を向上。歩行者の検知速度を高めるなど、予防安全性能もアップデートされています。
横浜ゴムは、5月13日、マイナーチェンジ後モデルの三菱ミラージュの新車装着(OE)用タイヤとして「BluEarth-GT AE51」の納入を開始したことを明らかにしました。装着されるタイヤサイズは、175/55R15 77V。
同タイヤは、操縦安定性の高さや乗り心地の良さをはじめ、省燃費性能などを両立し、レーンチェンジのふらつきを抑えるなど、ロングツアラー性能も備えています。
タイヤパターンは、イン側は乗り心地に貢献し、アウト側は操縦安定性を重視した設計になっています。そのほか、カーカスをショルダー部まで高く巻き上げ、タイヤサイドを2重にした「ターンアップカーカス構造」などにより、高剛性化も図られています。
「BluEarth-GT AE51」が三菱ミラージュの低燃費性能、ロングドライブなどを支えます。
(塚田勝弘)