■タイプSコンセプトに酷似したフロントマスクでデザイン継承
ホンダは、2019年8月に行われた米モントレー・カーウィークにてアキュラ「タイプSコンセプト」を初公開しましたが、その市販型モデル・新型「TLX」の特許画像がリークされました。
スウェーデンのエージェント経由で入手した画像は、薄型ヘッドライトのアウトライン、五角形ワイドグリルなどタイプSコンセプトに酷似したフロントマスクが見てとれます。
ただし、エアスプリッター付き大型ベンチレーション、クワッドエキゾーストパイプ、リアディフューザーデッキリッドスポイラーなど、高性能な「S」パーツがみられないことからも、ベースモデル「TLX」と思われます。
TLXのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、10速ATと組み合わされ、駆動方式は、FFを標準としながら、四輪駆動も設定される見込みです。
一方ハイパフォーマンスモデル「タイプS」では、3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力290hp・最大トルク361Nmを発揮し、AWDシステムが標準装備される予定です。
TLXのワールドプレミアは、最速で今夏が予定されており、タイプSは2021年初頭に計画されていますが、新型コロナウィルスの影響で遅れる可能性もありそうです。タイプSが発売されれば、メルセデス「AMG C43」をはじめ欧州高性能モデルと市場で争うことになるはずです。
(APOLLO)