ドイツなど欧州で高く評価されているコンチネンタルタイヤの「PremiumContact 6」

■コンチネンタルが誇るスポーティコンフォートタイヤの魅力

ドイツでは、自動車雑誌の人気が高く、書店などでズラリと並んでいるのを見かけます。雑誌の発行部数において自動車雑誌は、他ジャンルと比べてもトップクラスといえるほどの人気があるという調査も見かけます。

ドイツのみならず、ヨーロッパでもトップクラスの知名度を誇るドイツの有力自動車専門雑誌『AutoBild』。同誌の2020/10号において、コンチネンタルタイヤのスポーティコンフォートタイヤ「PremiumContact 6 (プレミアム・コンタクト・シックス)」が、同誌によるサマータイヤの性能テストで「最優秀」と評価されたと発表しました。

コンチネンタル プレミアムコンタクト6
コンチネンタルタイヤの「PremiumContact 6」

これにより、「エコ・チャンピオン」に選ばれたそう。『AutoBild』のタイヤテストは世界最大規模で、ジャーナリストによる評価は主要タイヤメーカーの50製品を対象に行われています。テスト車両のBMW 5シリーズに装着されたタイヤサイズは245/45R18 100 Yで、ミッドサイズ以上の多様な車種で幅広く採用されているサイズです。

『AutoBild』のジャーナリストは、最初にウェットとドライのアスファルト路における制動距離を評価。50製品中上位20製品が次のテストに進み、ウェット路とドライ路での12のテスト項目に加えて、転がり抵抗と走行距離について評価が行われたそうです。

「PremiumContact 6」ついて、『AutoBild』では「高いレベルでバランスの取れたパフォーマンス。ステアリングからの正確な反応とダイナミックなハンドリング性能。短い制動距離。走行距離が非常に長く経済性に優れている。」と評価。PremiumContact 6は「最も優秀なタイヤ」に選ばれましたが、「最優秀」と「エコ・チャンピオン」のタイトルの両方を得たのは、同タイヤだけだったそう。

その他の海外メディアによるサマータイヤテストも行われています。コンパクトクラスからラグジュアリークラスのサマータイヤとして、「PremiumContact 6」はタイヤテスターに とって最も注目されているタイヤのひとつだそう。全ドイツ自動車クラブの「ADAC」、 オーストリアの自動車、バイク、ツーリング連盟「ÖAMTC」、スイス自動車連盟の「TCS」が行った225/40R18 のサマータイヤ評価テストで総合1位と強く推奨を獲得したそう。

ドイツの『Auto Zeitung』誌のテスト(6/2020号、テストタイヤ:225/50 R17 W/Y、試験車:BMW 3シリーズ)では総合1位を獲得し、「ウェット路面で非常に高いグリップ性能と安全性」と評価されてます。さらに、ドイツ以外の国のメディアが行ったテストでも高く評価され、ポーランドの自動車雑誌『Motor』のテスト(12/2020号、テストタイヤ:195/65 R15 、試験車:VW Golf)、ロシアの自動車雑誌『Za Rulem』のテストでは、タイヤサイズ:195/65 R15(3 / 20号、試験車:Skoda Octavia)と225/45R17(4 / 20号、試験車:VW Passat)で総合評価1位に選ばれています。

日本でも優れたハンドリングをはじめ、乗り心地や静粛性の高さなどが評価されている「PremiumContact 6」は、快適性、正確なステアリングレスポンス、最高レベルの安全性、優れた環境特性などの多様な要求を実現。快適性とスポーツ性を融合したスポーティコンフォートタイヤとして知られています。

日本での販売サイズは、15インチから22インチで、コンパクトカーからセダン、SUVまで幅広い車種に適合します。愛車のノイズ低減や乗り心地を図る際に選択肢に入れたいタイヤの1つといえそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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