■ベースモデルの特徴「5ポイントLED」は排除か?
VWが開発中の「ゴルフ」最強モデル、「ゴルフR」市販型プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。
捉えた最新プロトタイプは一見フルヌードです。しかし、よく見るとフロントバンパー、排気管やリアディフューザーのカットアウトに巧妙な偽装がみられるほか、ドアの敷居さえフェイクの可能性もあります。それでも、黒いサイドスカート、青いブレーキキャリパーで強化されたクロスドリルを備えるブレーキセット、ルーフから伸びる大型スポイラー、クワッドテールパイプなど「R」の証は確認できます。
キャビン内には生産モデルにはないロールケージを配置、フロントバンパーでは、新型ゴルフが持つ5ポイントLEDデイタイムランニングライトが削除されているのも特徴です。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は333psを発揮。「4モーション」AWDシステムとDSGデュアルクラッチATが組み合わされ、0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hのハイパフォーマンスが予想されます。
ゴルフRのワールドプレミアは、7月のグッドウッドフェスティバルが有力とされていましたが、コロナウィルスのパンデミックにより、大幅な修正を強いられる可能性もありそうです。
(APOLLO)