■「カリナン」を彷彿させるグリルとLEDヘッドライト装着で圧倒する存在感
ロシアの最新ブランド「Aurus」(アウラス)初のクロスオーバーSUV、「Komandant」(コマンダント)の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
ロシア語で「指揮官」を表すコマンダントは、国家的威信をかけて「コーテージ」(儀式の行列)プロジェクトとして開発したブランドから発売、プーチン大統領の次期専用車とも噂されています。
厳冬のスゥエーデン北部で捉えたプロトタイプは、ロールスロイスのクロスオーバーSUV「カリナン」を彷彿させるグリルとLEDヘッドライトが見てとれます。また後部車室用にはカリナンと異なるフロントヒンジドアを備えているほか、テールライトやCピラーなどは開発途中の様子が伺えます。
ダッシュボードは、ベースとなる「セナート」と似た最先端のデジタルクラスタ、インフォテイメントシステムなどを装備、コンポーネントを共有しているようです。パワートレインは、4.4リットルV型8気筒エンジンを搭載。最高出力598ps、最大トルク880Nmを発揮するハイブリッドで、9速ATトランスミッションと組み合わされ、全輪駆動システムと連動するといいます。
市販型のワールドプレミアは2021年内、2022年から生産開始と予想されます。
(APOLLO)