■「i30N」から流用される2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーを搭載、最高出力は280馬力
ヒュンダイは、現在コンパクト・クロスオーバーSUV「コナ」の改良新型を開発していますが、その最強モデルとなる「コナN」のプロトタイプが、ニュルで高速テストを開始しました。
コナは2017年6月から発売され、2019年には北米カー・オブ・ザ・イヤーの「SUVカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。派生モデルとなるEV版「コナ・エレクトリック」が設定されていますが、同ブランド最強となる「N」は初設定となります。
捉えたプロトタイプは、深いフロントスポイラー、より大型のハニカムメッシュラジエーター、アグレッシブなフロントエンドにリアスポイラー、バンパー、5スポークホイール、レッドブレーキキャリパー、そして巨大ツインエキゾーストパイプをインストールし、ベースモデルと一見して違いがわかります。
その心臓部には「i30N」から流用される2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーを搭載し、6速MT、及び7速DCTと組み合わされます。最高出力280psを発揮すると噂されており、Nが発売されれば、ライバルの日産「ジューク」には驚異となりそうです。
ワールドプレミアは、2020年夏と予想されていますが、コロナウィルスの影響で秋以降へずれ込む可能性もありそうです。
(APOLLO)