実はシビックやマツダ3より売れている!? フィアット・ティーポ、5年目の大幅改良

■大型ディスプレイを備える最新世代のインフォテイメントシステムを装備

フィアットの欧州Cセグメントハッチバック「ティーポ」初の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

フィアット ティーポ_002
フィアット ティーポ 改良型 プロトタイプ

ティーポは、1988年に「リトモ」後継モデルとして、初代「タイプ160」が発売、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、人気を博し1995年まで製造されました。

派生モデルとしてセダン、ステーションワゴンなどを展開、2015年には「タイプ365」として第二世代へバトンタッチされています。現在日本には導入されていませんが、欧州ではホンダ シビックやマツダ3などを上回る実績も持っているのです。

フィアット ティーポ_004
フィアット ティーポ 改良型 プロトタイプ

捉えたプロトタイプはカモフラージュが薄いですが、ヘッドライトをはじめテールライトもダミーパーツを装着しており、ディテールは不明です。しかしフロントエンドは偽装されており、再設計されたグリルとバンパーも装備されるはずです。

フィアット ティーポ_008
フィアット ティーポ 改良型 プロトタイプ

キャビン内では、大型ディスプレイを備える最新世代のインフォテイメントシステムを持ち、レイアウトを刷新します。

パワートレインは、最高出力95psを発揮する1.4リットルガソリンエンジンと最高出力95hpと120hpを発揮する1.3リットル及び1.6リットルのディーゼルエンジンをラインアップ、標準で5速または6速のMTギアボックスと組み合わされるほか、オプションで6速のDCTが用意されます。

改良型のワールドプレミアは最速で2020年内、遅れれば2021年前半と予想されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる