今度は「C-HRの弟分」!? トヨタ・ヤリスベースの新型SUVの開発車両をキャッチ

■ヤリスクロスオーバー開発車両とは異なるプロトタイプをキャッチ

トヨタの謎の開発車両を、厳冬のスカンジナビア氷上でカメラが初めて捉えました。

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トヨタ ヤリスベース 新型B-SUV 開発車両

先日は、ヤリス新型に設定されると予想される「ヤリス クロス」と思われる開発車両を捉えましたが、今回捉えたプロトタイプは、前世代の「ヴィッツ」テストミュールであり、同じくリフトアップされたボディながら、ヘッドライトをはじめノーズ、前後バンパー、テールライトなど異なるプロトタイプです。

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トヨタ ヤリスベース 新型B-SUV 開発車両

この名もないB-SUVオフローダーは、「ヤリス」「GRヤリス」から流用される「TNGA-B」プラットフォームを採用、ハイブリッドパワートレインとなることが濃厚です。おそらく、「C-HR」の1.8リットルエンジンではなく、ヤリス同様の1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターで、トランスミッションは6速MT、及び無断変速機「CVT」と予想されます。

新型B-SUVに関しては、「高度な地上高とインテリジェントな全輪駆動システムと、トヨタの最新のハイブリッドテクノロジーを組み合わせる」と伝えられ、トヨタは「コンパクトでダイナミックなデザインと独自の個性を持ち、全く新しい独自のB-SUVモデル」と言及しています。

クラス的には「C-HR」の下に位置し、ヤリスより長い全長とホイールベース・高い全高・ワイドな全幅が予想されます。本来、3月のジュネモーターショーで初公開予定でしたが、コロナウィルスの影響で延期されており、2020年夏の終わりのイベントにて、ワールドプレミアが期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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