■パネルは全て生産型。「Architecture of Luxury」プラットフォームでクーペスタイルに
ロールス・ロイスの大ヒット4ドアサルーン、「ゴースト」次期型の最新プロトタイプをコックピットとともにカメラが鮮明に捉えました。
カモフラージュラップがほどこされているものの、パネルは全て生産型です。次期型ではSUV「カリナン」と同じアルミニウム集約型アーキテクチャ「Architecture of Luxury」プラットフォームを採用、ボディの剛性や洗練性が高向上します。
捉えたプロトタイプからは、角度のついたフロントガラスをはじめBピラーからトランクリッドへ続くラインはクーペ風のシルエットも見てとれます。
またフロントエンドでは、最新BMWグループを象徴するかのようにわずかに大型化されたグリル、タイトなヘッドライト、バンパーの中央にはドライバー支援技術に役立つ大きなセンサーも確認できます。
キャビン内では、クロームリングのついたデジタルクラスタ、中央上部には大型のインフォテイメントディスプレイ、ほか金属メッキスイッチも多数みられます。
パワートレインは、BMW「M760i」に搭載されている6.6リットルV型12気筒ツインターボエンジンが最有力とされ、最高出力は585psを発揮、8速ATと組み合わされます。また遅れてプラグインハイブリッドの設定も予想されるほか、最新情報ではフルEVが登場する可能性もあるといいます。
新型ゴーストのワールドプレミアは今年後半と予想されます。
(APOLLO)