■トヨタ・カリーナ、日産ブルーバードなど60年代〜70年代の国産車に最適
ホビータイヤに注力している横浜ゴムは、ヒストリックカー向けタイヤ「G.T.SPECIAL CLASSIC Y350 (ジー・ティー・スペシャル・クラシック・ワイ・サンゴーマル)」の新サイズを3月5日に発売すると発表しました。
今回の追加サイズは、155/80R15 83H、145/80R13 75S、165/80R13 83Hの3サイズで、これにより発売サイズは全7サイズになります。なお、現在販売されている145/80R10 69Sはサイドウォールのデザインが異なり「CLASSIC」の刻印がありません。
今回追加されるサイズは、オースチン・ヒーレー「スプライト」「MGミジェット」、トライアンフ「ヘラルド」「スピットファイア」など1960年~70年代のイギリス車、トヨタの「カリーナ」「セリカ」、日産自動車「ブルーバード」、三菱自動車工業「コルトギャランGTO」、いすゞ自動車「べレット」など、1960年~70年代の国産車などに最適なタイヤになっています。
「G.T.SPECIAL」は、1967年にヨコハマ初の乗用車向けラジアルタイヤ用ブランドとして登場した横浜ゴムの歴史的なブランド。「G.T.SPECIAL CLASSIC Y350」は、ヒストリックカーに相応しいクラシックな見た目に加えて、進化した現代技術によりヒストリックカーの乗り味を損なわないマイルドな乗り心地と安全性を実現するとしています。純正スタイルにこだわり、オリジナリティを尊重するヒストリックカーオーナーに向け、1960年~70年代当時のトレッドパターンやロゴが精緻に再現されていて、名車の雰囲気を損なうことなく素晴らしき時代の姿を提供。
横浜ゴムは、2月22日からパシフィコ横浜で開催される「Nostalgic 2days(ノスタルジックツーデイズ)」などのヒストリックカーイベントにも出展し、今後もカーオーナーの貴重な意見をもとに引き続きヒストリックカー向け商品の開発を実施していくと表明しています。
(塚田勝弘)