■デビューは9月9日が有力。最高速度257km/h
英サマセット州を拠点とする、ライトウェイトスポーツメーカー「アリエル」は、今秋に登場するとみられる新型ハイパーEVのティザーイメージを初公開しました。
アリエルは1991年に「ソロクレスト」社として創業したあと、2001年に「アリエル」に社名変更した従業員7人の小規模メーカーです。
2000年の「アトム」をはじめ、2003年の「アトム2」、2010年の「アトム無限チューン」など、ほとんどのモデルにはホンダ製エンジンが搭載されています。またライトウェイトスポーツでは通常1,000kgの車重が一般的ですが、同社はその半分の500kg台が中心で、マツダ「ロードスター」の990kgより大幅に軽量、かつパワーが倍増という究極のライトウェイトモデルです。
公開されたティザーイメージは、かなり攻撃的なルックスが見てとれます。最新情報では、タービンを使用したリチウムイオンバッテリーパックを介し、4基のインホイール電気モーターに電気を送るエレクトリック・ハイブリッドパワートレインを備えるといいます。
パワートレインは、最高出力590hp・最大トルク901Nmと4基の電気モーターにより、システム合計で最高出力は1,180hp・最大トルク1,803Nmを発揮するハイパーEVとなります。また0-100km/h加速は2.4秒、161km/h到達加速3.8秒、241km/hにはわずか7.8秒で到達、最高速度は257km/h(リミッター作動)という驚異のパフォーマンスも発覚しています。
ワールドプレミアは、イギリス・ミルブルックで9月9日に開催されるイベントが有力とされますが、秋以降に遅れる可能性もあるようです。
(APOLLO)