■変わらないことを強みとしたチーム構成
SUPER GTのGT300クラスに参戦するグッドスマイルレーシングが2020年の体制発表を行いました。
12月21日に東京秋葉原で開催された「初音ミク GTプロジェクト 2019個人スポンサー忘年会」。
この席上で2020年のレース活動の体制発表が行われました。まずエントラント代表はグッドスマイルカンパニーの代表でもある安藝貴範さん。そしてチーム監督はこれにまでに引き続き片山右京さんとなります。
ドライバーもこれまで通り谷口信輝選手と片岡龍也選手のコンビとなります。
メンテナンスガレージも引き続きRSファインが担当。これについて安藝代表は「同じ名前の後ろの括弧に入る年齢が一つ増えただけ」と冗談交じりに語りますが「息のあったメンバーでチャンピオンを目指します」という言葉が本音のようです。
そして2020年のSUPER GT参戦マシンは12月25日に日本に到着するというメルセデス・ベンツAMG GT3 Evoとのこと。全くの新車を導入するということになります。また、そのカラーリングの発表は1月10日に東京オートサロン2020のメルセデス・ベンツブースで行われるとのことです。
SUZUKA10Hでの体制も発表され、3人目のドライバーはこれまで通り小林可夢偉選手が担当することになります。
■2020バージョンのレーシングミクも発表!
体制発表とともに発表されたのが2020バージョンのレーシングミク。イラストを担当したのはマジカルミライ2016で初音ミクのイラストを担当したLEN[A-7]さん。読みは「レナ」さんとなります。この2020バージョンのレーシングミクが東京オートサロン2020で発表される参戦マシンを飾ることとなります。
また2020バージョンのレーシングミクサポーターズ衣装のプロトタイプも発表されました。ただし着用モデルとなった荒井つかささんがレーシングミクサポーターズ2020のメンバーになるかどうかは発表されていません。
忘年会では体制発表の他にレーシングミクサポーターズ2019の卒業も発表され、最後の舞台は東京オートサロン2020での参戦マシンカラーリング発表となります。そしてレーシングミクサポーターズ2020は2月に幕張メッセで開催のワンダーフェスティバル2020冬の中で発表されます。
個人スポンサー向けの特典となる2020バージョンのレーシングミクねんどろいどの原型もこの忘年会で発表され、同時に個人スポンサーの募集も開始されています。
これまで3年毎にチャンピオンに輝いているグッドスマイルレーシング。2020年はそのチャンピオンのジンクスとなる年で、変わらぬ体制でチャンピオンを取りに行くと気合が入るグッドスマイルレーシング。新しいマシンと共にGT300クラスの注目を集めることになりそうです。
(写真・文:松永和浩)
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