ブリヂストンが1〜3.5tクラスの小型トラック・バス用低燃費タイヤ「ECOPIA R214」を発売

■轍(わだち)でもハンドルが取られにくい操縦安定性が特徴

ブリヂストンは、1~3.5tクラスの小型トラック・バス用低燃費タイヤの「ECOPIA R214」を、2020年2月から8サイズ発売(15~17.5インチ)すると発表しました。価格は、全サイズオープン。

「ECOPIA R214」は、轍(わだち)でもハンドルが取られにくいのが特徴で、推奨するユーザーは高速主体の運送事業者、高齢者や女性、経験の浅いドライバーなどの負担軽減、安全確保を求める運送事業者としています。

ブリヂストン エコピア R214
ブリヂストン・エコピアR214を発売

今回発売される「ECOPIA R214」は、従来品でも好評だという低燃費性能をさらに進化させたとしています。同社独自の材料技術「Nano Pro-Tech(ナノ・プロテック)」により開発された「LT専用Ecoコンパウンド」、「エネルギーセービングライン(ひずみエネルギーを最小化する形状設計技術)」を従来品の「ECOPIA R201」から踏襲。

なお、「ナノ・プロテック」は、低燃費、安全性、静粛性、耐久性など求める性能に応じて、ゴムの構造を100万分の1mm単位で自在にコントロールし、タイヤのパフォーマンスを極限まで引き出すために生まれた超微細技術。路面に接地するトレッド部のベルト構造などを最適化することで、転がり抵抗を従来品比10%低減したとしています。

ブリヂストン エコピア R214
わだちでハンドルが取られにくい設計を採用

先述したように、多くのドライバーが気にする轍(わだち)路でハンドルが取られる現象を抑制するため、ショルダー部がラウンド化され、操縦安定性も向上。ウェット性能にも配慮されていて、安全運転をサポートします。

ブリヂストン エコピア R214
ブリヂストン・エコピア R214

トラック・バス用タイヤの「ECOPIA」ブランドは、優れた低燃費性能を備えながら、雨の日でもしっかり止まる「ウェット性能」、タイヤを長く使うための「摩耗ライフ性能」など、7つの運動性能を総合的なバランスで実現。運送事業者の「安全運行」、「経費削減」、「環境対応」、「業務効率化」をサポートするため、同社では引き続き、「ECOPIA」ブランドのさらなる商品ラインアップの充実や、グローバル展開、新車への装着拡大を積極的に推進するとしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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