●テスラ「モデルX」やジャガー「I-PACE」と同レベルの航続距離を実現
日産自動車が「リーフ」に続く新型のEVクロスオーバーSUVを開発している可能性があることがわかりました。米Automotive News電子版によると、先月行われたディーラーミーティングにおいてEVクロスオーバーを示したといい、公開が迫っていると予想しています。
プレゼンテーションを見たディーラーによると新型EVはコンパクトなSUVで、「ローグ」を彷彿させるエクステリアと「ムラーノ」同等の室内空間を持っているといいます。1回の充電による航続距離は300マイル(483km)で、テスラ「モデルX」の325マイル(523km)やジャガー「I-PACE」の234マイル(377km)と同レベルだのようです。さらに0-100km/h加速は5秒未満という情報も入っています。
日産は2017年にEVクロスオーバーSUV「iMX」を公開しており、現在その市販型が期待されています。しかし、この新型EVがiMX市販型となるのかどうかは不明です。
ワールドプレミアは10月の東京モーターショーの可能性があり、2021年後半までには発売されると予想されます。しかし同社では、現時点で新型「ジューク」の日本市場投入はないと正式に発表しており、この新型EVコンパクトクロスオーバーの行方も気になるところではあります。
(APOLLO)