●新型カローラの登場にあわせ、カローラスポーツもマイナーチェンジ。スポーティさを強調
セダンのカローラ、ワゴンでフィールダー改めツーリングを名乗る新型カローラ。2018年6月に発売されたハッチバックのカローラ・スポーツも、2019年9月17日に一部改良を受けました。
主な改良内容は、ボディカラーに「エモーショナルレッドⅡ」を新設定。さらに、ブラックルーフとの組み合わせになる2トーンを「G“Z”」、「G」グレードに全3色オプション設定することで、最もスポーティなカローラ・スポーツの個性を際立たせています。
内装では本革シートにブラックのインテリアカラーが追加(「G“Z”」にオプション)され、よりシックでスポーティなムードが演出されています。
足まわりもカローラ(セダン)、ツーリング(ワゴン)と同様にドライバーの目線の動きを抑え、旋回時の姿勢やライントレース性など、ドライバーが感じる動きを解析したデータを元に、サスペンションを最適化した走りにレベルアップしたとしています。
なお、カローラ(セダン)、ツーリング(ワゴン)をクローズドコースで数分間という短い時間試乗することができましたが、新プラットフォームの「TNGA」化と、サスペンションの最適化により洗練された走りを確認できました。
一部改良を受けたカローラスポーツは、昨年の登場時と同様に、グローバルモデルと同じサイズ。国内専用ボディが与えられたカローラ(セダン)、ツーリング(ワゴン)よりも全幅がワイドで、全長4375×全幅1790×全高1460mmとなっています。
(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)