●ブガッティ初のクロスオーバーSUVの設計はすでに完了!? 電動化モデルとしてデビュー予定
噂が再熱しているブガッティ初のクロスオーバーSUVですが、なんと3ドアSUVの設計が完成しているという衝撃の事実が発覚しました。
同ブランドCEOステファン・ヴィンケルマン氏が、米Automobile Magazine誌のインタビューに答えたものによると、すでに一部の顧客に見せており、高評価を得ているといいます。
もちろん、プロトタイプが完成しているわけではないようですが、ほぼ確実にバッテリー駆動になるといい、市販型ではハイブリッドあるいはプラグインハイブリッドとなる可能性が高いこともわかりました。
ただし、高額な予算が必要となることも事実で、発売へはいくつかの問題をクリアしていく必要があるようです。
さらに、『シロン』をベースとしたハードコアモデルを計画していることもわかりました。
過去に市販ロードカー世界最速レコードを保持していたブガッティですが、ケーニグセグ「アゲーラRS」に記録更新されて以降、新たに挑戦することなく静観していました。
今回インタビューで、最高速度310mph(500km/h)まで出すことが可能と語り、再び世界最速を狙う準備があるといいます。現在は、それに耐えうるゴムを供給可能なタイヤメーカーを模索しているようです。
500km/hを達成するには「シロン」から流用される8.0リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500psを発揮することは勿論、より軽量、よりコンパクトであり、より強力なエネルギーを持つ電動モデルであることが条件だといいます。
最高速度500km/hの世界へは、ヘネシー「ヴェノムF5」改良型を始め、ケーニグセグはハイパーカー「ジェスコ」のハードコアモデルを準備、また米SSCは「トゥアタラ」を市販化する予定など、強豪モデルが虎視眈々と狙っており、超高速新時代が始まろうとしています。
(APOLLO)