韓流ホットハッチ「ヒュンダイ i30N」、さらに性能を高めたスペシャルモデルを開発中!

■カーボンパーツなどを多用した軽量バージョンか

●早ければ2019年内にもワールドプレミア

韓国ヒュンダイは、高性能ブランド「N」第一弾として、2017年にホットハッチ「i30N」を発表しましたが、スポーティ性能をさらに強化したスペシャルモデルを開発していることがわかりました。

ヒュンダイ i30Nスペシャル外観02
ヒュンダイ i30N スペシャルモデル開発車両

2015年に立ち上げられたNブランドは、モータースポーツのノウハウを導入し、高性能モデルに特化したブランドで、韓国・研究開発拠点の南陽の「N」とニュルブルクリンクの「N」から由来しています。

ヒュンダイ i30Nスペシャル外観12
ヒュンダイ i30N スペシャルモデル開発車両

フルカモフラージュされた開発車両は、シンプルなスポークデザインの軽量ガンメタホイール、再設計されたチンスポイラー、オーダーメイドのサイドスカートを装着。リアエンドには専用デザインのリアバンパーとディフューザーも見てとれる。さらにカーボンファイバー製ボンネットフードを採用し、軽量レーシングバケットシートを装備するといいます。

i30Nのパワートレインは、最高出力250psを発揮する直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」を搭載し、0-100km/h加速は6.4秒です。また上位モデル「パフォーマンスパッケージ」では、最高出力が275psへ引き上げられ、0-100km/h加速は6.1秒へ向上しています。今回捉えた軽量スペシャルモデルでは、パワートレインに変更はないと予想されていますが、加速力や高速での走行性能の強化が期待できそうです。

スペシャルモデルのワールドプレミアは最速で2019年内と見られているほか、近々DCTモデルもリリース予定で、ヒュンダイブランドにとって大きな成功を収めたi30Nの進化は止まりそうもありません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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