●社外チューニングメーカーが最新モデルをベースに同時開発
アウディは、現在ミドルクラス「A5」ファミリーの改良型を開発していますが、そのチューニングモデル「RS5 R」のプロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
「RS5 R」は、ドイツの老舗チューニングメーカー「ABT」が「A5」をベースに発売した最強モデルです。
メーカー純正のハイチューンモデルであるメルセデス「AMG」やBMW「M」開発車両は日々スクープされていますが、社外チューニングメーカーの開発車両は非常にレアなスクープ写真といえます。
そもそも、社外チューニングメーカーが本家の改良型に合わせて開発すること自体が珍しく、それだけアウディに力を入れている証拠でしょう。
パワートレインは「RS5」に搭載されている2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンをブーストアップし、最高出力はベースモデル比で+80psの530psに、最大トルクは+80Nmの680Nmへ向上しています。0-100km/h加速は3.9秒から3.6秒と、圧巻のパフォーマンスを誇ります。
捉えたプロトタイプはボディをローダウンし、リップスポイラー、グリル、コーナーエアインテーク、リアスポイラーを装備するほか、通気口を備えるABT Areo Packフロントホイールハウスなどが再設計されており、よりアグレッシブなエクステリアとなりそうです。
(APOLLO)